2016年4月11日月曜日

平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学

M・スコット・ペック (著), 森英明 (翻訳)の「平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学」を読了したので考えたことを書き残します。

- この本について
この本では、心療内科医である著者のペック氏の経験を元に「邪悪な人間(平気でうそをつく人たち)」について考察を深めていきます。一言でいえば「悪の心についての心理学」の本です。
本を読んでみると、ここでの邪悪な人間とは 自分の不完全さ(欠点)を認識できず、自分自身を完璧な存在と誤認してしまっている人を指していることがわかります。また、このような「邪悪な人たち」は、自分の完全さが脅かされると、"平気で嘘をつき"、弱い立場の人を攻撃して、自分の見せかけの完全性を保とうとします。

- まわりにいる邪悪な人


- 自分自身は邪悪な人か