2014年9月23日火曜日

複数のepsファイルの形式をまとめて変換するLinuxコマンド

Linux上で複数のeps画像ファイルをまとめて他形式に変換するには
mogrifyのコマンドを用いればよい。
このmogrifyコマンドはImageMagicのconvertコマンドの拡張となっている。
具体的な使い方は次のようなものである。

mogrify -density 200 -background white -flatten -alpha off -format png *.eps

ここでは、カレントディレクトリ内にあるすべてのepsファイルをpng形式に変換している。

最初のオプション -density 200 は画像の大きさを200%に拡大して画像を変換することを意味している。-density の後に入れる数字が大きなるほど画像ファイルサイズが重くなるが、その分、形式変換後の画像が綺麗になる。

次のオプション -background white -flatten -alpha off は、epsファイルから他の形式に変換した際に、背景色を白とするためのものである。このオプションがないと、形式変換後に、画像の背景が透明となり不便が生じる場合があるので、いつもつけておくほうが無難である。

最後のオプション -format png は選択した画像ファイルをpng形式に変換すること意味する。
このpngの部分をgifやjpegと変えることで、様々な形式の画像ファイルへの変換が可能となる。

最後の *.eps の部分は拡張子を変換したい画像ファイル名を入れる。ここでは、ワイルドカードを用いて、カレントディレクトリ中のすべてのepsファイルを表す *.eps を用いてる。

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