2013年11月28日木曜日

世の広さを知ることと田舎

私は、日本のとある田舎の生まれです。

同級生には、"田舎を出て都会で働く人たち"と"田舎に残り田舎で暮らす人たち"がいます。

20代も半ばになった今、改めて見てみると、この2つのグループの人たちには、何か違いがあるように感じられます。
 もちろん、個人レベルで、皆それぞれ違うのですが、何かグループとしての個性がある気がするのです。

そんなことを考えていて、ふと思い浮かんだのが”世の広さを知ってしまったかどうか” とうことが、大きなキーワードになっているような気がしています。
都会で出てくると、日本には、そして世界にはいろいろな考えの人がいるのだなと、田舎で暮らしていた頃よりもまざまざと感じさせられます。
 そして、たくさんの偉大な人たち(何かを成し遂げる、成し遂げてきた人たち)と触れ合う機会も増えます。
もちろん、その逆もしかりで、立派とは呼べない人たちや、悪い意味でこれまでの自分の常識を逸脱した人たちにも出会います。

このような体験をまとめて"世の広さを知る" と呼べるのではないでしょうか。
さて、世の広さを知ることが幸か不幸かは、今の私にはわかりません。

ただ、ずっと田舎で生きている人たちは、都会へ出っていった 人たちよりも、狭い世界で生きているように見える気がします。

よくドラマなどで「こんな田舎出て行って、都会へ行ってやる」 なんてセリフがありますが、しばらく前までは、このセリフにまったく共感できませんでした。
しかし、最近、田舎を出ていった人と田舎にとどまった人の違いを感じ始めて、そんなセリフを行ってしまう心情がわからなくもない状況になって来ました。

思っていることを、取り留めもなく書いていたらまとまらなくなってしまいました。
このテーマについては、もう少し良く考えて、新たに記事を書きたいと思います。

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